面接の質問対策20選|よく聞かれるテーマ別質問回答集徹底解説

面接の質問対策20選|よく聞かれるテーマ別質問回答集徹底解説

面接でよく聞かれる質問は、自己紹介や志望動機、職務経験の詳細など多岐にわたります。

この記事では、面接でよく聞かれる質問を20個厳選し、回答例を解説します。また、以下のような面接で成功するためのノウハウを紹介していますので、面接対策の参考にしてください。

  • 自分の強みや弱みを上手にアピールする方法
  • 適切なコミュニケーションスキルを持つためのヒント

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この記事の目次

面接の質問対策20選|よく聞かれるテーマ別質問回答集(履歴書編)

ここでは面接で良く聞かれる質問のうち、履歴書に関連する質問から以下の5つを抜粋して回答例を紹介します。

  • 【質問1】自己紹介をお願いします
  • 【質問2】職務経歴を教えていただけますか?
  • 【質問3】前職の退職理由を教えていただけますか?
  • 【質問4】当社への志望動機(志望理由)はなんですか?
  • 【質問5】今回の職種を選んだ理由を教えていただけますか?
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【質問1】自己紹介をお願いします

面接における自己紹介は、求職者の第一印象やコミュニケーション能力、これまでの経験がどのように自社で役立つかを示す絶好の機会です。ここで自分がどのような人物で、どのような価値を提供できるかを明確にする必要があります。

自己紹介の回答は、まず簡潔かつ具体的に行います。現在の職業、主な専門分野、重要な業績や経験を含めたうえで、面接官が覚えやすいように話の流れを自然に保ちつつ、ポイントを絞って話すことが重要です。

5年間システムエンジニアとして従事し、チームのリーダーとして大規模プロジェクトを成功させた実績があります。効率的なソリューションを提供することで、プロジェクトの目標達成に貢献してきました。この経験を御社の技術革新に活かし、チームの一員としてさらなる成長を遂げたいと考えています。

【質問2】職務経歴を教えていただけますか?

職務経歴にまつわる質問は、応募者が過去にどのような業務を経験し、どのようなスキルや成果を積み上げてきたかを把握するためのものです。適切に回答することで、自分の経験と能力を明確に伝え、面接官に良い印象を与えられます。

自分の職務経歴を話す際は、具体性と簡潔性を心がけ、以下のとくに印象的または関連性の高い経験に焦点を当てて話します。

  • 重要なポジション
  • 関わったプロジェクト
  • 達成した成果

また、自身の経験が応募先の企業や職位にどのように貢献できるかを示すことが肝心です。

前職では、システムエンジニアとして10年間勤務し、複数の大規模プロジェクトを成功に導いた経験があります。とくに最新のクラウド技術を活用したプロジェクトでは、チームをリードし、プロジェクトの納期前に品質基準を満たす成果を出しました。この経験を通じて、技術的な問題解決能力のみならず、チームワークとリーダーシップの重要性を深く理解しました。応募先の企業で求められる技術革新とチームの統率に、私の経験とスキルが大きく貢献できると確信しています。

上記のように答えることで、自己の能力とポテンシャルを具体的に示すことができます。

【質問3】前職の退職理由を教えていただけますか?

前職の退職理由にまつわる質問は、応募者が過去の職場をどのように評価しているか、新しい職場に対してどのような期待を持っているかを理解するためのものです。この質問は、応募者のプロフェッショナリズムを示す絶好の機会となります。

回答する際は、前向きなトーンを保ち、自己成長やキャリアアップを目指す積極的な理由を強調することが重要です。批判的なコメントは避け、過去の経験がいかに自己成長につながったか、そしてそれがどのように新しい職場での成功に貢献するかを示すよう心がけます。

前職では多くの貴重な経験を積むことができ、技術的なスキルだけでなく、チームワークやプロジェクトマネジメントの重要性を学びました。しかし、私は自己成長とキャリアの幅を広げるため、新しいチャレンジを求めています。御社は革新的なプロジェクトに取り組んでおり、私の経験とスキルセットがチームに貢献できると信じております。

この回答により前職に対する感謝の意を表しつつ、新しい環境での成長への意欲を示すことができます。

【質問4】当社への志望動機(志望理由)はなんですか?

面接時に志望動機を聞かれるのは、応募者がその企業に対してどれだけ理解しているか、どの程度真剣に入社を望んでいるかを評価するためです。

面接官は、志望度や入社意欲の高さ、企業への適合性、そして長期的な定着と活躍の可能性を見極めたいと考えています。そのためこの質問に対しては、企業研究を基にした具体的で説得力のある回答が必要です。

良い回答をするには、まず企業の事業内容、ビジョン、文化、そして市場での位置づけなどを深く理解し、どのように自身が貢献できるかを考える必要があります。そして、その理解をもとに、具体的な例を挙げながら、自身の経験やスキルがどのように企業の目標達成に役立つかを説明します。

御社の革新的な製品開発に強く魅力を感じ、その一翼を担いたいと思いました。とくに、XXプロダクトの開発において、私のYYYのスキルとZZZの経験が直接貢献できると確信しています。くわえて、御社のチームオリエンテッドな文化は、私が最も価値を置く働き方に合致しており、長期的に貢献し続けられる環境だと感じています。

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【質問5】今回の職種を選んだ理由を教えていただけますか?

職種を選んだ理由にまつわる質問は、応募者の職種に対する理解と情熱を評価するためのものです。特に未経験者やその職種の経験が浅い応募者にとって、この質問は自身の興味と職種に対する熱意を示す絶好の機会となります。

回答の際は、その職種に惹かれた具体的な理由や、自身がその職種で働くことによって達成したい目標や夢を明確に述べることが重要です。また、その職種を選んだ背景にある個人的な経験や学んだこと、それによってどのように自己が成長していくと考えているかについて話すことがおすすめです。

私は常に技術革新に強い関心を持っており、特にXXXの分野での進歩に魅力を感じています。大学時代にYYYについて学び、その可能性に大きな興味を持ちました。そのため、ZZZ職種で働くことで私の知識を実践的な形で活用し、業界に貢献したいと考えています。またこの職種は未経験ですが、以前の職務で身につけたABCのスキルが、新しい環境でのチャレンジに役立つと信じています。

具体的なエピソードを交えることで、自身がその職種に真剣に取り組む意欲があることを伝えられます。

面接の質問対策20選|よく聞かれるテーマ別質問回答集(職務経歴編)

ここでは面接で良く聞かれる質問のうち、職務経歴に関連する質問から以下の5つを抜粋して回答例を紹介します。

  • 【質問6】〇〇〇の経験について詳しく教えてください
  • 【質問7】成果のところに記載のある〇〇達成について詳しく教えてください
  • 【質問8】マネジメントの経験があるようですが、チームで成果が出せたようなエピソードがあれば教えてください
  • 【質問9】苦難を乗り越えたようなエピソードがあれば教えてください
  • 【質問10】【経歴にブランクがある場合】ブランクの期間はなにをされていましたか?

【質問6】〇〇〇の経験について詳しく教えてください

面接での個人の経験にまつわる質問は、面接官が求職者の具体的な職務経験や具体的な成果、さらに成果を挙げられた背景を理解するためのものです。

ここで良い回答をするには、単に過去に行った仕事の内容を列挙するだけでは不十分です。その経験がどのような価値を生んだか、その成果がどのようにして達成されたかを具体的に説明する必要があります。

とくに問題解決能力、チームワーク、リーダーシップ、イノベーションへの貢献など、経験がどのように自社の役に立つかを示すことが重要です。

Xプロジェクトでは、Y技術を用いてZの問題を解決しました。この経験を通じて、高度な技術スキルとチーム内のコミュニケーション能力を駆使し、プロジェクトを期限内に成功させました。このプロジェクトを私がリードしたことで、事業部の生産性が20%向上しました。この成功体験は、御社で直面するであろう同様の課題にも適用可能であり、私のスキルセットと経験が御社の目標達成に貢献できると確信しています。

この回答により自己のスキルがどのように具体的な成果につながったか、その経験が新たな環境でも価値を提供できる理由を明確に示せます。

【質問7】成果のところに記載のある〇〇達成について詳しく教えてください

「成果のところに記載のある〇〇達成について詳しく教えてください」という質問をされることがあります。質問の目的は面接官が求職者の具体的な成果とその成果を達成したプロセスを知ることです。

この質問には具体的な数字や事実をもとに、目標達成のためにどのような戦略を立て、どのようなアクションをとったのかを詳細に説明することが必要です。

販売目標の達成について記載しましたが、この成果はチーム全員の努力の結果です。私たちのチームは市場分析を徹底して行い、ターゲット顧客に合わせたマーケティング戦略を策定しました。私の役割は、新しい販売チャネルの開拓と既存顧客との関係強化でした。具体的には、オンラインプラットフォームを利用した販促活動を強化し、顧客からのフィードバックを直接収集することで製品改良につなげました。結果として、目標としていた販売数を10%上回る成果を達成し、顧客満足度も向上しました。

【質問8】マネジメントの経験があるようですが、チームで成果が出せたようなエピソードがあれば教えてください

マネジメントの経験とチームの成果にまつわる質問は、求職者のリーダーシップ能力とチームをまとめ上げて目標を達成する力を評価するためのものです。

回答する際は、具体的なプロジェクトや課題を例に挙げます。どのようにチームをリードし、どのような戦略を立てて問題を解決したのか、その結果どのような成果が得られたのかを詳細に述べることが重要です。

前職でプロジェクトのデッドラインが迫る中、チームの士気が低下していた時期があります。私はまずチームミーティングを定期的に開催し、各メンバーから意見を聞き出すことで、問題点を明確にしました。次にタスクの優先順位を見直し、リソースを効率的に配分しました。また、チームメンバーのモチベーションを高めるために、達成可能な短期目標を設定し小さな成功を重ねるシステムを作ったのです。メンバーの自信を回復させる目的からです。結果として、プロジェクトは期限内に成功裏に完了し、クライアントからの高い評価を得ることができました。この経験から、私は困難な状況でも柔軟に対応し、チームを効果的にリードすることの重要性を学びました。

【質問9】苦難を乗り越えたようなエピソードがあれば教えてください

苦難を乗り越えたエピソードにまつわる質問は、面接官が求職者の問題解決能力や逆境に対する対応力、チーム内での協力をどのように行うかを理解するためのものです。

回答する際は具体的な困難な状況を一つ選びます。そのうえで、その状況をどのように分析し、どのような行動をとったか、最終的にどのような結果を得たかの詳細な説明が必要です。

プロジェクトの中盤で重要なメンバーが急病で離脱したとき、プロジェクトの進行が大幅に遅れる危機に直面しました。私はまず、プロジェクトチームと緊急会議を開き、残されたタスクとリソースを再評価しました。その後、外部のフリーランスと協力し、短期間で特定のスキルを補うことに成功したのです。またチームワークを促進するために定期的な進捗報告会を設け、メンバー間のコミュニケーションを活性化させました。その結果プロジェクトは予定通りに完成し、クライアントからの評価も高く、チーム全体の士気も高まりました。

この回答により直面した困難、その困難に対する具体的な対策、そして得られた成果を明確に示すことが可能です。

【質問10】【経歴にブランクがある場合】ブランクの期間はなにをされていましたか?

経歴にブランクがある場合、「ブランクの期間は何をされていましたか?」と尋ねられることがあります。この質問には、ブランクの期間を有意義に過ごしていたことを示す具体的な活動や成果を挙げて回答することが重要です。

ブランクの期間中、私はプログラミングスキルの向上に注力し、新しいプログラミング言語の習得と複数のオンラインコースでの学習に取り組みました。その結果、X言語での開発能力が大幅に向上し、Yフレームワークでのプロジェクトを自主的に完成させることができました。この経験により新たな環境への適応力を高め、プロジェクトを成功に導くための貴重な洞察を得ることができました。

この回答で、ブランク期間を自己成長とスキルアップの機会として有効に活用したことをアピールできます。

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面接の質問対策20選|よく聞かれるテーマ別質問回答集(活かせる経験・知識・技術編)

ここでは面接で良く聞かれる質問のうち、活かせる経験や知識、技術に関連する質問から以下の2つを抜粋して回答例を紹介します。

  • 【質問11】あなたの業務上での得意なことを教えてください
  • 【質問12】あなたのこれまでの経験が当社でどう活かせるのか教えてください

【質問11】あなたの業務上での得意なことを教えてください

業務上での得意なことにまつわる質問は、自己のスキルや経験を具体的にアピールする絶好のチャンスです。

この質問では、特定の技術、プロジェクトマネジメント能力、チームワーク、コミュニケーションスキルなど、自分がとくに優れていると考える分野を明確に示します。さらに、それがどのように職務に役立つか、具体的な例を交えた説明が重要です。

私の得意分野は、高度なプログラミングスキルとチーム内でのコミュニケーション能力です。とくにJavaとPythonを用いたシステム開発では、複数のプロジェクトで主導的な役割を担い、期限内に高品質なソフトウェアを納品することができました。また、プロジェクトマネージャーとして、明確な目標設定と進捗管理を行うことで、チームの生産性を20%向上させた経験もあります。これらの経験を通じて、チームメンバー間の効果的なコミュニケーションと協力を促進し、プロジェクトの成功に貢献できました。

これにより、具体的なスキルとそれを活かした実務経験を示せます。

【質問12】あなたのこれまでの経験が当社でどう活かせるのか教えてください

これまでの経験にまつわる質問は、求職者の過去の実績と将来への貢献可能性を見極めるためのものです。この質問には自分の技術、経験、それらが新しい職場でどのように価値をもたらすかに焦点を当てて回答します。

私はJavaとPythonを駆使して、複雑なシステム開発をリードした経験があります。これらのプロジェクトでは技術的な課題を解決するだけでなく、チームメンバーとの効率的なコミュニケーションを通じて、プロジェクトの期限内に品質の高い成果物を提供できました。さらにプロジェクトマネージャーとして、明確な目標設定と進捗管理を行い、チームの生産性を20%向上させることに成功しました。これらの経験により、御社においても、高い生産性と効果的なコミュニケーションを発揮し、目標達成に貢献できると確信しています。

面接の質問対策20選|よく聞かれるテーマ別質問回答集(自己PR編)

面接の質問対策20選|よく聞かれるテーマ別質問回答集(自己PR編)

ここでは面接で良く聞かれる質問のうち、自己PRに関連する質問から以下の4つを抜粋して回答例を紹介します。

  • 【質問13】自己PRをしてください
  • 【質問14】キャリアプランがあれば教えてください
  • 【質問15】あなたを採用するメリットを教えてください
  • 【質問16】あなたの長所(強み)と短所(弱み)について教えてください
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【質問13】自己PRをしてください

面接での自己PRは、求職者の経験とスキルが企業の求める資質とどのようにマッチするかを示す貴重な機会です。面接官は求職者が持つ特定の経験やスキルが自社の業務にどのように役立つか、企業文化に適合し、チームに価値をもたらすことができるかどうかを知りたがっています。

この質問には、具体的な実績や経験を挙げて、自分の能力が会社の目標達成にどのように貢献できるかを明確に説明します。

私の強みは、高度な技術スキルとチームでのコミュニケーション能力です。JavaとPythonを駆使したシステム開発では、複数のプロジェクトをリードし、納期内に品質の高い製品を提供しました。また、プロジェクトマネージャーとして、目標設定と進捗管理を効率的に行い、チーム生産性を20%向上させました。これらの経験を御社で活かし、チームの円滑なコミュニケーションと協力を促進することで、プロジェクトの成功に貢献できると信じています。

これにより、自身の経験が会社のニーズにどう応えられるかを具体的に示せます。

【質問14】キャリアプランがあれば教えてください

キャリアプランに関する質問は、将来の職務に対する求職者のビジョンと応募している企業の目標や方向性が、どのように一致するかを把握するためのものです。面接官は、求職者が長期的な目標を持ち、自己成長に向けて意欲的であるか、その過程で会社にどのような貢献ができるかを知りたがっています。

将来的に、技術スキルとリーダーシップを活かして、開発チームのリーダーを目指しています。過去の経験では、複数のプロジェクトで主導的な役割を果たし、高品質な成果物の提供とチームの生産性向上に貢献しました。とくにプロジェクトマネージャーとして目標設定と進捗管理を行い、チーム生産性を向上させた経験は、今後のキャリアにおいても重要な基盤です。御社においても、これらのスキルを生かし技術的な課題の解決だけでなく、チームの成長と成功に貢献できると考えています。

これにより、具体的なキャリア目標とそれを達成するための計画、そして企業への貢献方法を明確に伝えられます。

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【質問15】あなたを採用するメリットを教えてください

面接で自身の採用メリットを聞かれるのは、求職者の自己認識と自信、そして企業への貢献度を評価するためです。回答では、具体的なスキル、経験、それらがどのようにして企業の目標達成に直結するかを明確に伝えることが求められます。

私を採用するメリットは、高度なプログラミング能力と困難な課題に対する解決能力にあります。JavaとPythonを用いた複雑なシステム開発において、常に先導的な役割を果たしてきました。これにより、プロジェクトは常に期限内に、かつ高品質な成果物を提供できました。また、プロジェクトマネージャーとして、チームの生産性を明確な目標設定と進捗管理により20%向上させたこともあります。これらの技術的スキルとリーダーシップは、貴社の技術開発チームの効率化とプロジェクトの成功率向上に大きく貢献できると考えています。

これにより、自分自身の強みとそれが企業にどのように利益をもたらすかを効果的にアピールできます。

【質問16】あなたの長所(強み)と短所(弱み)について教えてください

面接で長所と短所を聞かれるのは、求職者が適切な自己分析を行い、自身の性格や能力を客観的に評価できるかを見るためです。長所を語る際は、具体的な例や成果を交えて説明し、短所は改善しようとする努力や前向きな姿勢を強調することが求められます。

私の長所は、複雑な問題を解決する能力と、チーム内で効果的にコミュニケーションを取ることができる点です。JavaとPythonの深い知識とスキルを駆使してシステム開発を行い、複数のプロジェクトを期限内に成功させました。この過程で、チームの生産性を20%向上させることに成功しています。さらに私の短所は、時に細部にこだわりすぎることです。これがプロジェクトの遅延を招くこともありましたが、時間管理と優先順位付けのスキルを身につけることで、この問題を大幅に改善しました。

面接の質問対策20選|よく聞かれるテーマ別質問回答集(番外編)

ここでは面接で良く聞かれる質問のうち、番外編として以下の4つを回答例とともに紹介します。

  • 【質問17】いつから入社可能ですか?
  • 【質問18】月収および年収はどれぐらいを希望されますか?
  • 【質問19】ほかの会社を受けていますか?
  • 【質問20】5年先、10年先はどうなっていたいですか?

【質問17】いつから入社可能ですか?

面接で「いつから入社可能ですか?」と尋ねられるのは、求職者の現在の状況や転職における柔軟性を把握するためです。面接官は、求職者が早期に入社できるか、または特定の待機期間が必要かを知りたがっています。回答次第で企業は、採用プロセスの見通しが立ち、チームやプロジェクトに与える影響を評価できます。

効果的な回答は、正直かつ現実的な期待を設定することです。

現在勤務中の企業には2週間前の通知期間が必要です。したがって、通知期間を経てからの入社が可能です。ただし現職を円滑に引き継ぐために必要な準備を行い、できるだけ迅速に新しい職務に専念できるように努めます。

このように答えることで面接官は、求職者が現職に対して責任を持って行動し、新しい職場に対しても迅速に対応する意志があることを示せます。

【質問18】月収および年収はどれぐらいを希望されますか?

月収や年収にまつわる質問は、求職者の給与期待値が企業の予算枠内に収まるかどうかを確認するためのものです。適切に回答するには、自身の市場価値を理解し、自己評価を現実的に行うことが求められます。

まず、業界標準の給与水準に関するリサーチを行い、自身のスキルセット、経験、以前の給与を考慮して合理的な範囲を設定します。

現在の市場価値と私の経験を考慮して、月収〇〇万円から〇〇万円、年収では〇〇万円から〇〇万円の範囲を希望しています。ただし、御社の給与体系や成果に応じた報酬制度についても理解した上で、柔軟に考慮する準備があります。

と答えることがおすすめです。

良い回答は、自身が市場価値を理解していること、そして企業の提案に柔軟に応えれる姿勢を示すことといえます。

【質問19】ほかの会社を受けていますか?

面接で「ほかの会社を受けているか」と聞かれるのは、求職者の転職市場における位置付けや選考状況を知るためです。そのため、正直かつ戦略的な回答が求められます。

まず、他社の選考状況を正直に共有することが重要です。しかしその際には、他社を選んだ理由や、自身のキャリアにおける他社の位置づけについても合理的で適切な説明をする必要があります。

はい、現在数社の選考を受けていますが、御社のポジションに非常に強い関心を持っています。御社が提供する〇〇の分野での革新的な取り組みやチームワークを重視する社風に魅力を感じており、私の経験やスキルが御社で大きく貢献できると信じています。他社も検討していますが御社のミッションと価値観に最も共感しており、ここで働くことを最優先に考えています。

この回答により、自身の応募意欲と企業への熱意をアピールできます。

【質問20】5年先、10年先はどうなっていたいですか?

面接で5年先や10年先のビジョンについて質問されるのは、求職者の将来的なビジョンや目標達成への努力意欲を確認するためです。この質問は、自身のキャリアに対する真剣さや将来の職務でのポテンシャルを示す絶好の機会となります。

5年後には、業界の最先端技術を駆使してプロジェクトをリードできるシニアエンジニアになっていたいと考えています。具体的には、AIやデータ分析などの分野で深い専門知識を持ち、チームを率いて大規模な開発プロジェクトを成功に導くことができるようになることが目標です。このためには、現在から最新技術の学習を継続し、さらにプロジェクトマネジメントのスキルを高めていく必要があります。10年後には、技術と経営の両面から企業の成長に貢献できるCTOになっていることが目標です。自分の経験や知識を活かしながら新たな事業の創出に挑戦したいと考えています。

と具体的かつ現実的なキャリアプランを提示することが重要です。情熱や目標を共有することで、応募先企業における将来のポジショニングや貢献を想像させることができます。

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まとめ

面接の質問対策20選|よく聞かれるテーマ別質問回答集徹底解説のまとめ

面接の質問対策をするには、企業側の質問の意図を深く理解することが必要です。事前の綿密な準備によって、自信を持って面接に挑めます。

この記事で紹介した20の質問とその回答例を参考に、自身の経験や将来のキャリアプランに当てはめて、面接の質問対策を講じてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人:前嶋 翠(まえじま みどり)

・プロフィール
COBOLが終わろうとする時代にプログラマのキャリアをスタートし、主にJavaエンジニアとして経験を積みました。フリーランスエンジニアとして活動していたとき、リーマンショックが起こったことをきっかけに家庭に入りました。出産を経て在宅でできる仕事として、ライターに。ITエンジニア経験のあるライターとして、IT業界のあれこれを皆さまにわかりやすくお伝えしていきます。

面接の質問対策20選|よく聞かれるテーマ別質問回答集徹底解説

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